父の異変のシグナル

父が認知症に?

父は無口な人でした。

私が高校生の頃、家の電話で仕事の相手と流暢に話す父を見て

ええー!!父ってこんな風に話せるんだ!?

と腰を抜かしたことがあります。

そのくらい話さない父でした。

長い文節で話しているのをほとんど見たことがないんだもん。

父が男6人兄弟で育ったから、特に娘の私に対してというのもあったかもしれないのだけど。

(昔、女の子とは何を話していいかわからないとか言ってた気もする)

でも父は自動車会社の営業だったので、今考えれば話さないでできる仕事でもなかった。

外で話している分、家では口を休めていたのかもしれない。

きっと家用の口は話すと課金されるか罰ゲーでもあったのだろう。

だからというわけでもないが父と幼少の頃、どこかに行ったり遊んだりした記憶はかなり少ない。

 

記憶は2つ。

 

一つは江ノ島の昔の水族館に行ったこと。

それと御宿に海水浴に行ったこと

 

が2大お出かけ記憶だ。

 

それが、だ。

突然そのことを、数十年前のことを電話で聞いてきた事があった。

 

認知症になる寸前というか前夜的な時期に。

 

 

仕事中(ま、自分ちでしている仕事だけど)結構テンパっている時に突然くる父の電話。

 

いいんだけど、もちろん。

 

それが予想もしない「御宿町の海水浴場にあったラクダ像について」だ。

まず思いついたのは

「前に自分史ノートをプレゼントしたから、それをやっと書き始めたのかも。」

だった。そして

 

「待ってね、今ネットで調べるから」

 

と言って一旦電話を切ったのであった。

 

お兄ちゃん(自閉症)と過ごして長いもんだからこの程度のことは特に大きな「?」にならないのであった。

 

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